■子どもたちが0から作ったナナカラ映画プロジェクト

■10万円の使い道コンテストから生まれた映画プロジェクト

2023年冬、ナナカラのチャレンジングな取組が評価され、会社で表彰されました。その時に賞金として10万円をもらいました。
「何につかおうかな?」とスタッフで話し合い、「子どもたちに提案してもらうのがナナカラらしいね!」という結論にたどり着きました。

「ナナカラ生が失敗を怖がらなくなる企画を提案してください。予算は10万円です」
と子どもたちに伝えると6教室から総勢11人の子が応募をしてくれました。

子どもたちは「何をするか?」「それをするとなぜ失敗を怖がらなくなるのか?」「いくらかかるのか」などの企画書を考えてつくり、各教室でプレゼンテーションを行い、その動画を見て審査を行いました。

その結果「映画づくりプロジェクト」が優勝しました。
・映画づくりは色んな役割の子がいるので、個性を発揮できる。
・映画をつくることは新しいチャレンジなのでたくさん失敗することができる
・6教室で力を合わせながら行える
などポイントをしっかり押さえた素晴らしいプレゼンテーションでした。

■4月から映画づくり実行委員会メンバーを募集!

早速、4月から映画づくり実行委員会を立ち上げ、各教室でメンバーを募りました。
最初のオンライン会議の時に「なぜ、参加したの?」と聞くと「自分の案がダメで落ち込んでいたけど、優勝した映画プロジェクトのことを知って、こんな面白い企画があるなら参加したいと思いました!」と前向きな声ばかり。
最初の会議から強い熱を感じました。

そこから、まずは脚本づくり。
ハッピーエンド?バッドエンド?
冒険?恋愛?ドキュメント?
無人島?未来?宇宙?
色んなアイデアを出してくれました。
ある女の子が「ナナカラ生が苦手なものを倒していくストーリーはどうかな?」と言うと、「それは面白いね!」とストーリーが一気に進んでいきました。
「同じストーリーなんだけど、6教室で別々の苦手なものを克服していく感じがよいよね」「苦手なモノって、気持ち的なモノでもいいですか?みんなを嫌な気持ちにさせるモンスターを倒して行くみたいな」
と話がまとまり、映画の骨子が完成しました。

<各教室ででてくるモンスター>
・食べ物を嫌いにさせるモンスター
・掃除を面倒くさくさせるモンスター
・宿題をさぼらせるモンスター
・遊び心をなくしてしまうモンスター
・うらやましがりやのモンスター
・人の失敗をバカにするモンスター

ここから場面設定、キャラ設定、セリフづくり、衣装づくり、配役、撮影が役割ごとに進んでいきました。

試行錯誤だらけで折れそうになる心
初めての取組で上手くいかないことばかり。。
「役をやってくれる子がいない。」
「設定が思い浮かばない。」
「どんな衣装にすれば良いか分からない。」
「もう、何をすればよいか分からない」
とピンチ状態であることも毎月のオンライン会議で共有をし、心が折れそうな時も他の教室の話を聞いて、気持ちを立て直していました。

ある会議の時「プロのカメラマンの人に撮影の方法を聞きたい」という意見に多くの子が「私も聞きたい!!」と賛同し、カメラマンを探すことになりました。
株式会社ジャパンライムのカメラマンの方がオンラインでレクチャーをしてくれることになり、当日はみんなノートを手に真剣に聞いていました。
「どうやったら、ブレずに撮れますか?」
「人を撮る時に意識をしていることはなんですか?」とたくさん質問も出ました。

11月、撮影を終えた教室から編集に入ります。
音楽をつけたり、吹き出しをつけたり、場面を切り替えたり、Canvaを使いながら形をつくっていきます。会議で制作途中の映画を見せあい、編集の技術を真似したり、お互いに褒めあって、質を高めていきました。

プロジェクト開始から約10か月、ついに完成!!

1月、編集を終えてナナカラフェスティバルで完成披露試写会を開催しました。
「どんな反応なのかな?」「笑ってくれるかな?」「褒めてくれるかな?」とドキドキしながら映画づくりのメンバーは前に出て、説明をし、保護者の前で映画を上映しました。
やり切った彼らの顔はすがすがしく、堂々としていました。

2月、最後のオンライン会議を行いました。
子どもたちの口から「次はもっと長い映画を作りたい!」「モンスターのキーホルダーを作りたい!」「ナナカラをもっと有名にしたい!」「もっと目立ちたい!」と次への野望がどんどん出てきました。

「やりたい!」という勢いで始め、「できないかも」という不安を感じ、「やれた!」という達成感を得ると、子どもたちは自分たちでチャレンジの循環をまわせるようになります。
主体的に動いたことで、次のステージに子どもたちが勝手に作り上げてくれます。


ナナカラでは、大人は子どもの後ろに寄りそうことを大切にしています。私たちはこれからも子どもたちのチャレンジの火が消えないような環境づくりに徹して行きたいと思います。

<子どもたちの1年間の軌跡動画>

<流山おおたかの森教室>

<南流山教室>

<奏の杜教室>

<本八幡教室>

<船橋塚田教室>