ナナカラ大学 子ども先生インタビュー

Q なぜ先生をやろうと思ったの

子ども先生A

先生になるという企画があったから、体験してみるのもいいかな、と。

子ども先生B

絶対に面白いと思ったから、誰よりも先にやりたいと思った。

Q 緊張しなかった??

子ども先生A

初めは緊張した。緊張したけど、楽しくやっていると緊張が消える。

子ども先生B

先生になるのは不安だった。何をすればよいかわからなかった。でも2人でやるから大丈夫だった。オリンピックというテーマがあって、意見を交換できたり、どうやって発表するか相談できた。一人でやるよりも案が浮かぶし。 ぶつかった時もあったよね。どっちが何を調べるかで意見を言い合ったりもした。 少し緊張したけど、よくできた。

子ども先生A

1人でやると寂しいし、楽しめないけど、2人でやるとより楽しめた。 話しながら作れるから。内容の意見があってたりすると楽しくなる。

Q 先生をやってみて何が一番大変だった??

子ども先生A

カーリングの円を書くのが難しかった。コンパスでやりたいけど、円が大きいからどうしよう。。と。そしたら閃いたの。糸コンパスを使おうって。3年生の時、学校で糸コンパスをやったことがあって、それを思いついた。ナナカラにタコ糸があったから、自分たちのマジックでやった。すぐはうまくいかなくて、ピンと張るのが難しかった。 色を塗るのも大変だった。他の友達に手伝ってもらったりした。自分達で発表はしたけど、色んな人たちがいた方がいい。

子ども先生B

あと、カーリングのストーンをどうやって作るかも悩んだ。ネットに書いてあったけど、うーんって感じ。すぐにうまく作れなさそうで。 それをおじいちゃんに相談したの。おじいちゃんが森の環境に詳しくて、木を切って作ろうか?と言ってくれたの。やすりで削って滑りやすくしてもらったりして。木を使う考えは思いつかなかったから。「おじいちゃんありがとう!」って思った。

Q 先生をやって一番うれしかったことは?

子ども先生A

調べるのも楽しかったし、知らなかったことを学べたからよかった。 でも一番は「カーリングやってみたい人!」と聞いてみんなが楽しそうにやっているところをみれたことかな。 思っていたより良かったから「いいじゃん」みたいな感じで、もう一回体験したいってすぐ思った。

子ども先生B

授業のあと、各教室に手作りのカーリングセットをあげたんだけど、時間が経っても「カーリングみんなやってくれてるよ!」って聞くと、プレゼントしてよかったな、って思う。

Q 先生をやってみて、どんなことに気が付いた?

子ども先生A

すごく楽しそうにやってたら、カーリングの色塗りを「手伝おうか?」って向こうから言ってくれた。二人だったら無理だった。結局、色んな人の力を借りないとできないし、借りた方が面白くなる。色んな人たちの力を借りるのも必要。

子ども先生B

先生って大変ってことにも気が付いた。本当の先生の気持ちがよくわかる。教え方は大事だけど、難しい。図とか表にした方がいいか、とか。いっぱいやることがあるから。

子ども先生A

自分がやりたいと思うことをやった方がいい。一人でやるのが不安なら同じことに興味を持っている子を誘ってもいいし。やりたいことで先生をやるのは楽しい。

Q これからどうしたい??

子ども先生A

次はエコの授業をしたいんだけど、学校で習ったことを活かしてみようと考えてる。 英語の先生がよくカードゲームをするから、そのやり方を借りてもよいかと思っている。ただ聞くだけよりかは、実際に体験した方が楽しいし、発表的にいいと思う。

子ども先生B

他のみんなも絶対にやった方がいいよ。人生の経験になるから。今いっぱいチャレンジしといた方がいい、ってことを伝えたい。

(聞き手:キャリア教育担当 尾崎えり子)